逮捕されたのは風俗店「中野メンズエステレンガスパ」の従業員の藤原祐介容疑者(47)や、金子遙樹容疑者(29)ら男女13人です。

警視庁によりますと、容疑者らは去年10月から今月にかけて、東京 中野区内のマンションの部屋で、不特定の客に対して性的なサービスをしたとして、風営法違反の疑いが持たれています。

店はJR中野駅周辺におよそ40部屋のマンションを借りて女性を待機させ、訪れた客と接触させていたとみられ、400人ほどの女性が在籍していたということです。

マンションの住人から、「毎日違う男性が部屋に出入りしている」などと複数の相談が寄せられ、警視庁が捜査を進めていました。

店はおととし9月から1年余りの間に、10億円以上を売り上げていたとみられ、警視庁はマンションを使うことで店の実態を隠し、摘発を逃れるねらいがあったとみて詳しく調べています。