大学入学共通テストの追試験は1月13日と14日の本試験をインフルエンザや新型コロナの感染などで受けられなかった人を対象に、27日と28日に行われます。

東京や京都など5つの会場に加え、能登半島地震で被災し、本試験を受けられなかった19人も対象となっていて、特例措置として石川県の金沢大学でも追試験が実施されています。

金沢市の金沢大学角間キャンパスでは試験前、緊張した面持ちで会場に入っていく受験生の姿がありました。

受験生の中には中能登町に帰省していたところ、地震が発生して、一時、避難所で生活し、数日間はなかなか勉強する時間がなかったという人もいました。

この受験生は「本試験の日に試験を受けている人もがんばっていたと思うので、自分も勉強しないといけないなと思って過ごしていました。自己ベストの成績を出したいです」と話していました。