9日朝、JR山陽本線の新南陽駅と福川駅の間で地中にある工業用の水道管が破損し、線路に向かって大量の水が勢いよく噴き出しました。

JRによりますと、現場を午前7時前に通過した4両編成の列車に噴き出した水が当たり、先頭から2両目の車両の窓ガラスにひびが入る被害があったほか、当時およそ100人いた乗客のうち女性1人がすり傷を負ったということです。

県によりますと、水道管は直径45センチで深さ1.5メートルほどの場所に埋められていて、仮の復旧作業は終わったものの破損の詳しい原因は分かっていないということです。

この影響で、JR山陽本線は徳山駅と新山口駅の間の上下線でおよそ7時間にわたって運転を見合わせました。