先月26日、今治市松本町の住宅で、この家に住むピアノ教師の64歳の女性が首を切られるなどして殺害された事件で、警察は西条市の自称・会社員、榊原正道容疑者(34)を事件当日、現場近くの路上で女性の35歳の次女の腕を引っ張ったなどとして逮捕し、捜査を進めています。

当時、女性の自宅では、ピアノ教室に訪れた男子中学生が手足を縛られた状態で見つかっていましたが、その後の捜査で、榊原容疑者が中学生を拘束し、軽いけがを負わせた疑いがあるとして、警察が16日にも再逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材でわかりました。

警察は女性が死亡したいきさつなど、事件当日の詳しい状況についてさらに調べています。