再逮捕されたのは、東京 中央区の医療関連会社「ICheck」の社長 金子賢一容疑者(44)と東京 港区の投資コンサルタント会社の社長 入江正和容疑者(51)ら4人です。

警視庁によりますと、おととし8月、都内の40代の会社役員に対し「1か月に8%の配当が得られ、契約終了時に出資金は返す」などとPCR検査事業への投資をもちかけ、5000万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。

金子社長らは投資家の都内の男性などからおよそ6000万円をだまし取ったとして、先月逮捕されていました。

このほか「元本を保証する」とうその契約書を交わして「貸付金」と装うことで、出資者から3億7000万円余りを違法に集めた事実を隠したとして、警視庁は別の投資コンサルタント会社の社長 曽我郁人容疑者(29)を組織犯罪処罰法違反の疑いで再逮捕しました。

警視庁はPCR検査事業への投資をめぐり全国のおよそ130人から32億円余りを違法に集めていたとみて実態の解明を進めています。