京王電鉄によりますと、1日午前10時50分ごろ、京王線の調布駅近くの地下を走る区間で、側面の壁からワイヤーが垂れ下がっているのを駅の係員が見つけました。

このワイヤーは、壁と架線をつなぎ、架線を線路のカーブに沿って設置するためのもので、垂れ下がったワイヤーの長さはおよそ1.5メートルだったということです。

運転を続けた場合、電車がワイヤーに接触するおそれがあったため、京王線の桜上水駅と高幡不動駅の間などで運転を見合わせ、復旧作業が行われました。

運転の見合わせは、午後2時すぎまでの3時間余りにわたりました。

京王電鉄によりますと、このトラブルによるけが人などはいないということです。