石垣島に入港したのはアメリカ海軍のイージス艦「ラファエル・ペラルタ」です。

アメリカ軍は、日米地位協定に基づいて、11日から補給や乗組員の休息を目的に石垣市に入港を打診し、市は当初、安全に使用できる岸壁がないなどとして認めませんでしたが、その後、沖合への停泊を許可し、11日朝、入港しました。

このイージス艦は対空ミサイルや巡航ミサイルなどを備えていて、沖縄県によりますと、県内で民間利用されている港にアメリカ軍のイージス艦が入港するのは、石垣島も含めて初めてだということです。

関係者によりますと、13日まで停泊し、この間、乗組員が上陸して地元の施設への訪問などが予定されているということです。

沖縄県は、緊急時以外は民間利用されている港へのアメリカ軍の入港を自粛するよう求めていて、港湾労働者でつくる労働組合は、抗議のために11日午後1時から石垣港でストライキを行っていて、影響が島の物流に広がる可能性があります。