富士山火口で3人死亡 8合目付近で意識不明の男性も死亡
警察によりますと、今月23日の朝、東京・日野市に住む53歳の会社員の男性の妻から、「夫が富士山に登山に行ったあと連絡がとれなくなった」と届け出がありました。
男性は、今月21日の午後8時ごろに出発し、翌日に戻る予定でしたが、22日の午前中に山頂付近で撮影した写真を家族に送ったあと、連絡が取れなくなったということです。
警察が男性を捜索していたところ、富士山山頂の静岡県側の火口で、あわせて3人が心肺停止の状態で倒れているのが見つかったということです。
警察によりますと、3人は登山者とみられ、山頂から7、800メートルほど下の火口のそれぞれ少し離れた場所で別々に見つかり、26日、全員の死亡が確認されたということです。
警察は1人の遺体の搬送を進めていて、ほかの2人については27日以降に搬送するということで、今後、身元の確認を進めるとともに死亡した原因を調べることにしています。
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