懲戒免職処分を受けたのは三鷹消防署に所属していた吉村渓斗消防士(24)です。

東京消防庁によりますと、吉村消防士はことし3月、西東京市で飲酒運転をして自転車との接触事故を起こし、27歳の男性に軽いけがをさせたとして、翌月逮捕され、危険運転傷害の罪で起訴されていました。

事故を起こした当日は非番だったということですが、東京消防庁の聞き取りに対し「職場の送別会で店をはしごして酒を飲み、帰宅後に車に乗ったが、なぜ運転したのか、記憶が無くてわからない」などと話したということです。

東京消防庁三鷹消防署の持丸敏昭署長は「被害者や都民の皆様に心から深くおわびします。職員の教育や指導を徹底し、再発防止に努めていきます」としています。