路線価は、1月1日時点で国税庁が算定した全国の主な道路に面した土地の1平方メートルあたりの評価額で、土地を相続したり、贈与を受けたりした際の税額を計算する基準となります。

ことしの路線価は1日に公表され、調査対象となった全国およそ32万地点の平均は去年に比べて2.3%上昇しました。

3年連続で前の年を上回り、上昇率も今の算定方法になった2010年以降で最も大きくなっています。

都道府県別の平均では29の都道府県で去年を上回り、上昇率が最も大きかったのは、
▽福岡県の5.8%
次いで、
▽沖縄県が5.6%
▽東京都が5.3%などとなっています。