警視庁によりますと、新紙幣の発行に便乗した詐欺の被害は、都内で、これまでに4件確認され、80代と90代の4人が合わせておよそ1500万円をだまし取られました。

いずれも、金融機関の職員を装う手口で「職員が自宅まで古いお札の交換に行きます」とか「国が新紙幣の発行枚数を決める調査をしているので、旧紙幣を自宅で保管していれば職員に預けてください」などと、うその電話がかかってきたということです。