情報処理サービスなどを展開する京都市の「イセトー」は、ことし5月に社内の一部のサーバーやパソコンのファイルが暗号化され身代金要求型のコンピューターウイルス=ランサムウエアによるサイバー攻撃を受けたと発表しました。

複数のセキュリティー会社によりますと、6月には「8Base(エイトベース)」を名乗るハッカー集団が犯行声明を発表した上で、盗み取ったとするデータを公開しました。

イセトーが調べたところ、公開された情報は社内から流出したもので、中には顧客の情報も含まれていることが判明したということです。

これを受けて、イセトーに業務を委託していた全国の自治体や企業などが被害を相次いで発表しています。