貝殻島周辺 ロシア 15日から日本漁船操業停止決定“灯台修理”
北方領土の歯舞群島の一部、貝殻島では、6月17日、根室海上保安部のパトロール中の巡視船が、島にある灯台の明かりが消えていることを確認していました。
貝殻島周辺では、日本とロシアの民間交渉に基づくコンブ漁の今シーズンの操業が始まっていたことから、根室海上保安部は付近を航行する船舶に注意を呼びかけていました。
これに関連し、ロシア外務省は7月12日、「日本側から外交ルートを通じて、この海域でコンブ漁を行う日本の漁業者や船の安全な航行を確保するよう要請された」と発表し、日本側の要請に基づいて灯台の修理を行うためとして、7月15日から周辺での日本漁船の操業の停止を決めたということです。
これについて、周辺で操業する地元の漁協は「連絡が来ていないのでコメントできない」としています。
貝殻島の灯台をめぐっては、去年8月、ロシア国旗のようなものが掲げられたことが確認され、日本政府が日本の立場に照らして受け入れられないとして、外交ルートを通じてロシア側に申し入れを行っていました。
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