JR各社は、8月9日から18日までのお盆休み期間中の新幹線の予約状況について26日発表しました。

それによりますとJRグループ全体の25日時点での指定席の予約数は、あわせておよそ295万で、混雑のピークは
▽下りが8月10日、
▽上りが8月12日となっています。

去年より22%増え、新型コロナの感染拡大前の2018年と比べると、西九州新幹線の開業分なども含め、10%増加しました。

JRによりますと、各新幹線ごとの去年との比較では、
▽北海道新幹線が130%、
▽東北新幹線が114%、
▽上越新幹線が119%、
▽北陸新幹線のJR東日本の区間が128%、JR西日本の区間が135%、
▽東海道新幹線が126%、
▽山陽新幹線が121%、
▽九州新幹線が117%、
▽西九州新幹線が110%などとなっています。

また、在来線の特急を含めた場合、1日あたりの予約席数は平均でおよそ37万席で、記録が残っている1994年以降で最も多いということです。

JRは予約が増えた理由として、新型コロナによる旅行への抵抗感が大幅に薄れたことや、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」のすべての席を指定席にしたことなどが挙げられると説明しています。