7月20日、上田市の20代の男性が道路脇で採取した毒きのこの、
▽ドクツルタケと、
▽コテングタケモドキとみられる
きのこを調理して食べたところ、腹痛やおう吐などの症状に襲われました。

長野県によりますと、男性は長野市の病院に入院して手当てを受けていましたが、死亡したということです。

県内で毒きのこを食べた人が死亡したのは、昭和53年以来です。

また、県によりますと、ドクツルタケの食中毒では、肝臓や腎臓の機能に障害が出て死亡する場合もあり、去年、北海道で1人が死亡したということです。

県は、「有毒きのこ食中毒注意報」を出して、知らないきのこや、確実に食用だと判断できないきのこは、採ったり食べたりしないよう呼びかけています。