海上自衛隊での潜水手当の不正受給をめぐり、自衛隊内部の捜査機関である警務隊が去年11月、元隊員4人を逮捕しましたが、木原防衛大臣には報告していませんでした。

これを受けて、防衛省は26日経緯を明らかにし、担当者が木原大臣に逮捕の報告を行うという認識に欠けていたとしています。

防衛省は文民統制の観点からも適切ではないとして、隊員が逮捕された場合には大臣に速やかに報告する仕組みを整備することになりました。