久喜市と桶川市、それに伊奈町では8月1日以降、5日までの未明の時間帯に住宅3件が全焼したり倉庫や農業用ハウスなどが焼けたりする不審火が半径3キロほどの範囲で7件相次ぎ、1人が軽いけがをしています。

警察は土地勘のある人物が火をつけた可能性もあるとみて捜査していますが、その後の捜査関係者などへの取材で、8月2日の未明と4日の朝にも2件の不審火が確認されていたことが新たにわかりました。

現場はいずれも久喜市菖蒲町で、2日は農業用ハウスが焼け、4日は倉庫の軒下に置かれた新聞紙が焦げた状態で見つかりました。

2件ともこれまでと同じエリアで、警察は起きた時間帯や場所が近いことから一連の不審火と関連があるとみて捜査しています。