8月5日、大分県由布市の「旅館 黒嶽荘」で、施設内にある飲食店で食事をした客が発熱やおう吐などの症状を訴え、保健所による検査の結果ノロウイルスが検出されました。

県によりますと、症状を訴えた人は16日午後4時までに、あわせて458人に上ったということです。

このうち2人が一時、入院しましたが、現在は入院している人はいないということです。

症状を訴えた人の中には食事はしていないもののそうめんなどにも使われている湧き水を飲んだだけの人もいるということで、県は湧き水がウイルスに汚染されている可能性があるとして、この水を飲まないよう呼びかけています。

保健所はこの旅館を8月13日から15日まで営業停止の処分とし、旅館は現在も営業を自粛しているということです。