高速道路各社によりますと、8月8日から18日までの11日間、全国の主な区間の1日あたりの平均交通量は4万5200台で、去年のお盆の時期と比べ5%増加しました。(2023年4万3200台)

また、10キロ以上の渋滞の発生は417回と、去年の315回から32%増加しています。
8月11日には中央自動車道下り線で山梨県の上野原インターチェンジ付近を先頭に50.1キロの激しい渋滞となったほか、関越自動車道下り線で埼玉県の花園インターチェンジ付近で46.9キロの激しい渋滞となりました。

ことしの期間中は、8日に「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表され地震への備えの確認が呼びかけられたほか、期間の後半は台風7号が関東や東北に接近しました。

とりまとめを行った中日本高速道路は、「臨時情報の影響は分析が難しいが、期間の後半は天候に恵まれない日もあったため、事前の予測に比べて出控え傾向が見られた」とコメントしています。