日本気象協会は、台風10号の影響で今月31日・土曜日までの72時間に降る雨の量を独自に予測しました。

その結果、九州や四国の広い範囲で800ミリを上回り、多いところでは1200ミリに達する見込みで、この15年余りで最も多かった雨量の1.5倍を上回るほか、多いところでは2倍にのぼるおそれがあるということです。

過去の災害を検証したところ、これまでで最も多かった雨量の1.5倍を超えると災害のリスクが急激に高まり犠牲者が急増する可能性があるという検証結果もあるとして、雨量が多くなる前に早めに避難するよう呼びかけています。