第11管区海上保安本部によりますと、尖閣諸島の南小島の沖合で、中国海警局の船2隻が日本の漁船1隻の動きにあわせるように、28日午前3時半すぎから相次いで日本の領海に侵入しました。

2隻は38時間余り領海内を航行し、日本の漁船がこの海域から離れたあと、いずれも29日午後6時すぎに領海を出ました。

海上保安本部は、再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは8月15日以来で、ことしに入って31件目です。