この中で、体調がすぐれない時期もあったが、公的な仕事やさまざまな活動をしながら、日々の生活を送ることができるようになったとしたうえで、「このようにして日々過ごせることに感謝しつつ、体調に気をつけながら今後の公的な務めを果たせるように努めてまいりたいと思っております」と述べられました。

また、インターネット上などで秋篠宮家へのバッシングともとれる情報による批判が続いている状況をどう受け止めているか問われ、「ネット上でのバッシングによって、辛い思いをしている人が多くいるのではないかと案じています」としたうえで、「私たち家族がこうした状況に直面したときには、心穏やかに過ごすことが難しく、思い悩むことがあります」とつづられました。

さらに、先週成年を迎えられた長男の悠仁さまの進路について、「学年が上がる中で、自らの将来について考えを巡らせてきたようです。長男が好きなこと、学びたいことに取り組み、自分の興味を大事に持ち続けてほしいと願っています。学ぶ場所は、長男自身がしっかり考え、決めたことを尊重したいと思っております」と記されました。

そして、「しばらく先におこなわれる予定の成年式を終えてから、学業に支障がない範囲で、成年の皇族として宮中の行事や祭祀に参列するようになります。公的な仕事においても、勉学に励む場や、それ以外の取り組みでも、それぞれに大切な学びがあり、役割があるように思います。成年の皇族としての務めをひとつひとつ大事にして、経験を重ねてほしいと願っています」と述べられました。