逮捕されたのは、住居不詳の会社役員、古澤大志容疑者(44)ら3人です。

警視庁によりますと、3人は、東京 池袋の繁華街に3年前に高級焼き肉店をオープンさせた会社に対し、実際に内装工事をしたのは別の会社であるにもかかわらず、自分たちが施工したように装ううその請求書を送って、現金およそ3600万円をだましとったとして、詐欺の疑いが持たれています。

実際に工事をした会社が、「代金が支払われない」と訴え出たことから、事件が発覚したということで、警視庁は、古澤容疑者らが架空の請求を繰り返し、合わせて2億9000万円を振り込ませていたとみて捜査を進めています。

だまし取った金は、ブランド品の購入や海外旅行などにあてていたとみられるということです。

調べに対し3人はいずれも容疑を否認しているということです。