小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントを摂取した人が腎臓の病気を発症するなど、健康被害の訴えが相次いだことを受けて、大阪弁護士会はことし4月に電話相談を行い、およそ80件の相談が寄せられました。

小林製薬は製品の摂取と症状に相応の関係が認められる人を対象に補償を進めていますが、相談の中には会社の対応に不安を感じている人もいたということです。

このため、消費者問題に詳しい大阪弁護士会の有志の17人は、被害を訴えている人たちを支援するため「紅麹サプリ被害救済弁護団」を結成しました。