12日午前3時ごろ、新宿区中落合の首都高速道路中央環状線の外回りの山手トンネル内でさいたま市緑区に住む中山友裕さん(24)が倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。

警視庁は、周辺の防犯カメラの映像や目撃者の話などから、バイクが側壁に接触して転倒した中山さんを大型トラックがはね、そのまま走り去ったとみて、ひき逃げ事件として捜査していました。

その結果、名古屋市緑区の会社員、梅田久和容疑者(49)が事故を起こした大型トラックを運転していた疑いがあることがわかり、12日にひき逃げなどの疑いで逮捕しました。

調べに対し、「何かが落ちているのですり抜けようとしたが、人だとは思わなかった」などと容疑を一部否認しているということです。

警視庁が詳しいいきさつを調べています。