上皇后さまは、今月6日に東京 港区の赤坂御用地にあるお住まいの仙洞御所で転倒して右大たい骨の上部を骨折し、東京 文京区にある東京大学医学部附属病院に入院して、8日に折れた骨をつなぎ合わせる手術を受けられました。

宮内庁によりますと、痛みは和らぎ、翌日からリハビリを始めたということで、13日午後退院されました。

上皇后さまは、午後2時すぎに車いすのまま乗ることができるワンボックスカーで病院をあとにして、20分ほどでお住まいに到着されました。

側近によりますと、お住まいの車寄せで到着を待っていた上皇さまは、上皇后さまが戻られたことを大変うれしく思われている様子だったということです。

術後の経過は順調だということで、上皇后さまは、今後、お住まいで車いすを使って過ごしながら、歩行訓練などのリハビリを続けられます。

上皇后さまは、1週間後の今月20日に90歳になられます。