福島市のホテルで宿泊客101人が食中毒 刺身が原因と断定
営業停止処分を受けたのは、福島市町庭坂の高湯温泉にある「花月ハイランドホテル」を運営する星野商事です。
福島市によりますと、今月4日、ホテルから市の保健所に「宿泊者の中におう吐や下痢の体調不良を訴えている人が複数人いる」と連絡がありました。
保健所が調べたところ、今月2日と3日に宿泊して食事をした5歳から91歳までの男女101人がおう吐や下痢、発熱などの症状を訴えていることが分かったということです。
入院するなどの症状が重い人はいませんでした。
福島市は、2日と3日に提供され、患者の多くが食べていた刺身が原因の食中毒と断定し、ホテルを11日の一日営業停止処分にしました。
福島市保健所は食事を提供する事業者に対し、「生の魚介類の提供は食中毒のリスクがあるので一度冷凍して寄生虫を死滅させる対応が望ましい」と注意を呼びかけています。
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