発表によりますと、JR東海とJR西日本は東海道新幹線と山陽新幹線の「のぞみ」について、ことし春の大型連休を含む4月26日から5月6日までの11日間、自由席をなくし、「全席指定席」とします。

「のぞみ」では通常、1号車から3号車が自由席となっていますが、これをなくすことで、列車1本当たり普通車の指定席がおよそ3割増えるということです。

この年末年始の8日間に、「のぞみ」を全席指定にしたところ、乗客がホームで長時間待つ必要がなくなり、混雑緩和につながったということです。

JRでは、この年末年始から、春の大型連休とお盆休みもあわせた混雑のピーク時に「のぞみ」を全席指定にすることにしていて、「ひかり」や「こだま」では引き続き年間を通して自由席の利用が可能だということです。