鹿児島地方気象台によりますと、14日午前0時22分ごろ、十島村にある諏訪之瀬島の御岳で爆発的な噴火が発生し、大きな噴石が火口から北におよそ1.1キロ、南におよそ1キロ飛んだのが確認されました。

このため気象台は噴火警戒レベルをレベル3の「入山規制」に引き上げ、火口からおおむね2キロの範囲で大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。

十島村によりますと、島には39世帯84人が住んでいて、住民は御岳から南に4キロほど離れた元浦港の周辺に暮らしているということです。

村では午前8時ごろから消防団が出動して島内を調べたところ、被害は確認されなかったということです。

諏訪之瀬島ではこれまでも活発な噴火活動が続いています。