金沢駅前のバスターミナルには、1日6時ごろから、事前に登録したおよそ50人が集まり、バスに乗り込んでいました。

埼玉県から参加した森田和奈さん(25)は「被災した経験がなく、現地に足を運んでみないと感じられないことがあると思います。小さな力の積み重ねが復興の1歩になると思います」と話していました。

そして、参加者を乗せたバスは、午前6時半すぎに金沢駅前を出発しました。

現地では、夕方ごろまで家財の運び出しや廃棄物の仕分けなどの活動にあたるということです。

ボランティア派遣は、3日から新たに珠洲市と中能登町でも始まります。

ただ、県はボランティアの参加にあたっては、道路状況や安全上の問題から当面、登録した人が金沢からバスで向かう形で活動するよう求め、個人的な活動は控えるよう呼びかけています。