取材に応じたのは国土交通省の東京空港事務所に所属する消防隊員で、事故当時、消火にあたった成瀬眞之介さんです。

出動した6台のうち、1台の責任者で、ほかの車両との連携などを担っていました。

成瀬さんは事故発生の直前、空港の西側にある庁舎で、消防車の整備を行っていたところ「C滑走路上で火災が発生した」という管制からの連絡が庁舎内のスピーカーから流れ、現場に急行しました。

C滑走路で停止した日本航空機に向かう途中、車内に設置されている無線に「脱出用シューターが開いている」という連絡が入ります。