アメリカ海軍横須賀基地では、おととし、排水から有害性が指摘されている有機フッ素化合物=PFASの一種、「PFOS」と「PFOA」が最大で国の指針値の258倍の濃度で検出されました。

アメリカ側はPFASを吸着する効果があるフィルターを設置し、当初はPFASの濃度を市に伝えていましたが、市によりますと、去年1月を最後に情報提供がなくなり、去年12月には、防衛省経由で「濃度が安定しているため、フィルターの稼働を停止した」と説明されたということです。