学童など運営の事業団 職員数を虚偽報告 新宿区が返還請求
新宿区が事業委託費などの返還を求めたのは東京 豊島区の「労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団」です。
去年、この事業団が新宿区から運営を受託していた児童館や学童クラブで、職員の人数を多く偽って報告していたことが明らかになり、区は記録が残る平成30年度から去年7月までに事業団が不当に受け取った金額などを調査しました。
その結果、事業委託費や勤務実態の調査にかかった費用など合わせて1億9800万円の返還を28日付けで求めました。
新宿区立子ども総合センターは「子どもが絡む施設や事業で不正が発生し残念に思います。今後は児童館や学童クラブでの巡回強化をしていきたい」と話していました。
事業団は「社会的責任の大きさを痛感しています。請求については誠実に対応したい」などとコメントしています。
声明:本サイト上のすべての記事リソースは、別途の説明やマークアップがない限り、オンラインリソースから提供されます。当サイト上のコンテンツが原作者の合法的な権益を侵害している場合は、当サイトに連絡して削除することができます。