長岡市の当時18歳の高校生は2023年9月、市内の商業施設で客2人と従業員の合わせて3人を包丁で切りつけるなどして、殺害しようとしたとして逮捕され、新潟家庭裁判所長岡支部に送られていました。

新潟家庭裁判所長岡支部の遠田真嗣裁判長は28日に開かれた審判で、「多くの人がいるスーパーで無差別的に3人を殺害しようとしたことは悪質で、社会全体に与えた影響も甚大だ」と指摘しました。

そのうえで、「家庭環境などにより、年齢相応の社会性などを身につける機会が与えられなかった。矯正教育により責任への自覚を深めさせることが必要不可欠だ」として、少年院に送る決定をしました。