警察によりますと、6日午後7時すぎ、伊勢原市高森の暗きょになっている用水路の工事現場で、20代から70代の男性作業員6人が倒れて病院に運ばれました。

このうち20代と40代、それに60代の3人は意識不明の状態で運ばれて治療を受けていますが、命に別状はないということです。

工事を発注する県によりますと、当時は用水路を補強するために設置した鉄板にさび止めの塗装を行っていて、塗料の希釈にはシンナーを使っていたということです。

現場では複数の送風機を設置するといった対策がとられていたということですが、警察は6人が中毒になった可能性があるとみて詳しく調べています。