逮捕されたのは、大阪 平野区の無職、新川海輝容疑者(24)ら合わせて6人です。

このうち、住所不定・無職の仲村渠圭吾被告(24)ら3人はすでに起訴されています。

警察によりますと、6人は2023年7月、大阪 浪速区難波中のタワーマンションの29階で、暗号資産に関する商談をしていた60代の男性の顔を殴るなどしたうえ、現金およそ7000万円を奪ったとして強盗傷害の疑いが持たれています。

この事件では、2023年7月から9月にかけて大阪 堺市の重永龍也被告(21)ら5人が逮捕・起訴されていて、逮捕されたのはこれで11人となりました。

11人は実行役や逃走に使った車の運転手など役割を分担していて、新たに逮捕された6人のうち、新川容疑者が強盗の計画を立て、仲村渠被告がメンバーに指示していた疑いがあるということです。

また、奪われた現金のうち、一部は報酬としてメンバーに支払われたとみられていますが、およそ6500万円の行方が今も分かっていないということです。

11人は友人どうしや先輩と後輩の関係だということで、警察が事件の詳しいいきさつを調べています。

新たに逮捕された6人の認否については明らかにしていません。