先月30日、インドネシアで開催されていた「アジアジュニア選手権」で、中国の17歳の男子選手が日本の選手との試合中に突然倒れ、病院に搬送されましたが、心不全で死亡しました。

選手が倒れた直後に、その場で「胸骨圧迫」=いわゆる心臓マッサージやAEDの使用が行われておらず、今回の事案を受けて日本バドミントン協会は、全国の加盟団体に対し、迅速な救命処置を行える環境を整えるよう通知を出しました。

具体的には、試合会場ではAEDの設置場所や充電状態を事前に確認し、来場者にも場所を貼り紙などで知らせることや、プレー中でも異変に気付いたら人命を第一に考えて行動することなどを求めています。