川崎市の会社役員ら13人は、詐欺の被害者などから実体のないペーパーカンパニーの口座に振り込まれた金を別の口座に移して、マネーロンダリング=資金洗浄を行ったなどとして、ことし5月と先月、組織犯罪処罰法違反などの疑いで逮捕され、このうち8人は違法なオンラインカジノの賭け金について同じ手口で資金洗浄を行ったとして3日、再逮捕されました。

容疑者らは「リバトングループ」を名乗り、さまざまな犯罪グループから依頼を受けて資金洗浄を繰り返していた疑いがあり、管理する4000以上の口座には少なくとも600億円が入金されていたということです。