このアオギリは、1945年8月、爆心地から1.3キロで原爆の熱線と爆風を受け、幹の半分ほどを失いながら翌年の春も芽吹き、平和の象徴として1973年に平和公園内に移植されました。

今月、広島市の委託を受けて被爆樹木の診断をしている樹木医が2本あるアオギリのうち1本が葉の色が薄くなっていたり、葉が小ぶりになっていたりするなど例年に比べて弱っていると市に報告していたことが分かりました。