警視庁本部で開かれたプロジェクトの発足式には大学生や大手雑貨チェーン、美容師の専門学校の関係者などおよそ20人が出席しました。

この中で警視庁交通総務課の尾嵜亮太 課長が「都内で自転車に乗る人の10人に1人しかヘルメットをかぶっていない。プロジェクトを通じてヘルメットをかぶろうという機運を高めていきたい」と述べました。

プロジェクトでは、かぶりたくなるデザインのヘルメットの開発を目指すほか、ヘルメットをかぶっても崩れない髪型について考えるということです。

東京都がことし行ったアンケート調査では、ヘルメットを着用しない理由として「着用が面倒だから」という回答のほか、「保管場所がない」とか「髪型が崩れる」という意見も多かったということです。