皇室では、明治時代から歴代の皇后が蚕を育てています。

皇后さまは、23日午前、皇居にある蚕の飼育施設で、一連の作業を締めくくる「御養蚕納の儀(ごようさんおさめのぎ)」に臨み、とれた生糸の束を神前に供えて拝礼されたということです。

天皇陛下と長女の愛子さまが作業に加わられたこともあったということで、側近によりますと、皇后さまは無事に終えて感慨深い様子で、携わった人などに感謝とねぎらいの気持ちを示されたということです。