30日午後3時すぎ、福岡市東区の志賀島の海水浴場で、男の子1人と女の子1人、それに成人の女性1人のあわせて3人が沖に流されました。

福岡海上保安部によりますと、目撃者の話などから、子ども2人はいずれも幼児とみられ、浮き具に乗っていたところ、100メートルほど沖に流され、その後、女性が救助に向かったとみられるということです。

3人とも救助されましたが、このうち男の子は意識不明の状態で病院に搬送されたということです。女の子と女性は意識があり、命に別状はないということです。

気象台によりますと、30日午後2時半ごろには福岡市で11.5メートルの最大瞬間風速を観測していたということで、海上保安部などは、浮き具が風の影響で流された可能性もあるとみて当時の詳しい状況を確認しています。