大槌町の白石漁港では、台風の影響で大量の木くずや枝、ペットボトルや空き缶などのごみが流され、停泊する船を囲うように浮かんでいました。

町の漁協では、午前6時ごろから、これ以上、ごみが流れ込まないようにオイルフェンスを設置していました。

漁協によりますと、撤去には県や業者との協議が必要ですが、お盆期間中で作業ができず、漁の再開には数週間かかる見込みだということです。

ウニ漁を行う男性は「自分たちではどうにもできないことで諦めが大きい。月末には漁に出られるようになってほしいが、今週末に近づくと予想される次の台風が心配だ」と話していました。