連合の元会長 高木剛氏が死去 80歳
高木氏は三重県出身で、東京大学を卒業後、当時の旭化成工業に入社し、1973年にグループ企業の労働組合の書記長に就任しました。
外務省に出向して、タイの日本大使館で一等書記官を務めたこともあります。
その後、繊維や化学、流通などの労働組合が加盟する今の「UAゼンセン」の前身「ゼンセン同盟」の会長や、連合の副会長を歴任しました。
そして2005年に連合の5代目の会長に就任し、正社員だけでなく非正規雇用の人の労働条件の向上に取り組む方針を打ち出すとともに、政治的には非自民政権の樹立の必要性を訴え、民主党への政権交代を後押ししました。
高木氏は会長を2期4年務め、2009年に退任しました。
その後は、連合の顧問や国家公安委員を務めました。
連合の事務局によりますと、高木氏は今月2日に亡くなりました。
80歳でした。
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