16日午後8時ごろ、栃木県栃木市の東北自動車道の上り線で、逆走してきた乗用車とオートバイが衝突しました。

この事故で、オートバイを運転していた30代の男性が足に大けがをしました。

警察によりますと、目撃者の話などから、逆走してきた乗用車はその後、Uターンをして現場から走り去ったということで、警察が行方を捜査していました。

その結果、およそ1時間後の午後9時すぎに栃木県佐野市内の駐車場で、逃走した乗用車が右前のバンパーが壊れた状態で見つかったということです。

警察によりますと、乗用車は群馬県東吾妻町に住む81歳の男性が運転していて、男性は「オートバイとぶつかった」などと説明しているということです。

警察はひき逃げなどの疑いで男性から事情を聴いて、当時の状況や詳しいいきさつを調べています。

栃木県内の東北自動車道では、15日も逆走していた軽乗用車と乗用車が正面衝突し、運転手2人が死亡、乗っていた子ども2人が大けがをする事故が起きています。