自衛隊の捜査機関の警務隊から書類送検されたのは、いずれも海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちはや」の乗組員だった30代の2等海曹と50代の元海曹長、それに30代の元2等海曹です。

海上自衛隊によりますと3人は、潜水訓練を行っていないにもかかわらず、訓練を行ったと偽わるなどし潜水手当を不正に受け取ったとして、詐欺などの疑いが持たれています。

不正受給した金額や認否については捜査に支障があるとして、明らかにしていません。

潜水手当の不正受給をめぐっては幹部を含む65人が免職などの懲戒処分を受けていて、3人はいずれもこの中に含まれるということです。

海上自衛隊で先月不正受給の問題が明らかになったあと、関係者が書類送検されたのは今回が初めてです。