丸亀市の丸亀城では、ことし7月から、城内の三の丸にある「延寿閣別館」に宿泊できる「城泊」が始まりました。

基本パッケージは、1泊2日・朝夕2食付きの2人利用で、税込み126万5000円。

天守を貸し切ってのナイトラウンジや、オプションとして和菓子作り体験なども用意され、地域経済の活性化が期待されています。

丸亀市は、この「城泊」について、先月30日までに国内11件と海外6件の合わせて17件の問い合わせがあり、このうち、1件の予約が確定したと発表しました。

宿泊するのは県外在住の1組で、予約の時期は来年春ごろだということです。

このほか、国内2件、海外1件も調整中だということです。

丸亀市の松永恭二市長は「予約がまとまり、ありがたいです。少しでも多くの人に泊まってもらい、丸亀城からの景色を見てほしいです」としています。