逮捕されたのは、現場の川崎市幸区の県営団地の住人で無職、宮川怜斗容疑者(28)です。

警察によりますと、先月23日、同じ団地の60代の女性が住む部屋の前にあったすだれに火を付けたとして、放火の疑いがもたれています。

今月9日夜、容疑者が「話を聞いてほしい」などと警察に電話をかけ、事情を聴いたところ、火を付けたことを認めたことなどから逮捕しました。

調べに対し、「私がしたことに間違いありません」と供述しているということです。

この団地では、先月、ほかにもすだれや段ボールなどが焼ける不審火が2件相次いでいて警察によりますと、容疑者が関与をほのめかす供述をしているということです。警察は、関連を捜査しています。