岡山市北区の後楽園では、江戸時代にタンチョウを飼い始め、現在も8羽を飼育していて、訪れた人たちに優雅な姿を楽しんでもらおうと、毎年9月から2月にかけて、園内を散策させる催しを開いています。

6日は、飼育員に付き添われながら、メスの4羽が芝生に放され、飼育員が鳴きまねをして合図を出すと、空に飛び立ち弧を描いて舞いました。

タンチョウたちは、芝生に降り立つと昆虫などを探して食べたり、芝生の上を散歩したりし、訪れた人たちは写真に収めるなどして楽しんでいました。

岡山県総社市から訪れた60代の女性は「やはり近くで見ると迫力があります。飛び立ったときに写真を撮りたかったですが、なかなか難しかったです」と話していました。

この催しは、10月14日と26日にも行われる予定です。