那覇市では6日、市民団体の呼びかけで即時停戦などを求める集会が開かれ、県民広場には市民や留学生などおよそ50人が集まりました。

集まった人たちはパレスチナの旗や「即時停戦」と書かれたメッセージを手に、「パレスチナに自由を」などと声をあげながらデモ行進しました。

また、戦闘の長期化で民間人の犠牲が増え続けているパレスチナの現状についてチラシを配って訴えていました。

集会に参加した26歳の女性は「沖縄戦を経験し、基地の押し付けがあって暴力にさらされている沖縄県民が世界中の人の命が大事だと世界に対して訴えないといけない」と話していました。

また、祖父母がパレスチナ出身で、ことし7月に沖縄県に移り住んだという27歳の男性は「世界のどこにいようと、パレスチナの人たちに代わって声を上げることは私の義務だ」と話していました。